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2022.04.01スタッフブログ住宅の構造と耐震性能について

住宅の構造は、建物の耐久性や耐震性に関わる非常に大切な部分です。
住宅の頑丈さは、「構造」によって決まるといっても過言ではありません。
そこで今回は、住宅の構造について詳しくご紹介します。

 

■住宅の構造の種類

住宅の構造には、木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造(RC造)と大きく分けて3種類あります。
中でも、日本の住宅の約7割は木造住宅で建てられています。

 

■木造住宅の種類

ひと口に木造住宅といっても、最近は色々な種類の木造住宅がありますが、
一般的には次の2つの種類が主流です。

 

①木造軸組工法
木造軸組工法は、日本に伝わる伝統的な建築工法なので、「在来工法」とも呼ばれます。
木造軸組工法は、柱と梁を組み合わせて建物の骨組みを築いていきます。
日本は昔から雨が多いため、柱に梁を渡してから、屋根を先行して建築する手法が取られました。
柱や梁を組む際には、木材に加工を施して補助金物で接合します。
木造軸組工法には、次のようなメリットとデメリットがあります。

<メリット>
・プランの自由度が高い
・日本の気候風土に合っている
・増改築がしやすい

<デメリット>
・職人の技術力の差が表面化しやすい
・火に弱い

 

②ツーバイフォー(2×4)工法

もともとは欧米から伝わってきた工法で、2×4インチの角材と合板を接合し、箱状の空間を作っていきます。
この工法には、角材のサイズが異なる2×6工法、2×8工法などがありますが、基本的な構造は2×4工法と同じです。

< メリット >
・均一な品質を保てる
・耐力・耐熱性能を持たせやすい

< デメリット >
・設計に多少の制約がある

 

■木造住宅の耐震性

木造住宅の耐震性能は、建築基準法の「新耐震基準」で定められています。
建物の耐震性は、次の4つの要素によって成り立っています。

 

【基礎】
建物を支える基礎は、1階の柱や壁の下に沿って配置されます。木造住宅で一般的なのは、「ベタ基礎」と「布基礎」です。
中でも最近主流となっているのが「ベタ基礎」で、1階の底一面に鉄筋コンクリートで基礎を築き、建物を「面」で支えます。
ベタ基礎は安定性が高く、耐久性に優れています。
また、鉄筋コンクリートの配筋の量や間隔、コンクリートの強度が建物の強度を左右します。

 

【建物の重さ】
建物の重量は、耐震性を確保する上で非常に重要です。
地震エネルギーは建物の重量に比例して作用するため、重たい建物ほど大きな揺れが生じます。

しかし、木造住宅は鉄筋コンクリート造や鉄骨造に比べて重量が軽いため、揺れに最も強く、被害も少なくて済む傾向にあります。

木造住宅で重量の多くを占めているのは、外壁と屋根材です。
そこで、建物の重量を軽減するために、外壁には軽量なサイディングやガルバリウム鋼板を、屋根には軽量瓦やスレート、ガルバリウム鋼板を用いるケースが増えています。
屋根や外壁にこのような軽量素材を用いると、建物全体の重量が軽くなり、それだけ耐震性も向上します。

 

【基礎】
建物を支える基礎は、1階の柱や壁の下に沿って配置されます。木造住宅で一般的なのは、「ベタ基礎」と「布基礎」です。
中でも最近主流となっているのが「ベタ基礎」で、1階の底一面に鉄筋コンクリートで基礎を築き、建物を「面」で支えます。
ベタ基礎は安定性が高く、耐久性に優れています。
また、鉄筋コンクリートの配筋の量や間隔、コンクリートの強度が建物の強度を左右します。

 

【壁】
壁については、地震や風など、横方向から受ける力に抵抗する「耐力壁」の量が多いほど、耐震性が向上します。
また、耐力壁は配置が非常に重要で、一部に耐力壁が集中すると、少ない部分に地震の力が集中し、そこから倒壊する可能性があります。
そのため、耐力壁は量を増やすだけでなく、バランスよく配置することが重要です。

 

【床】
床は壁と繋がっているため、耐力壁が耐震性を発揮するには、床も耐震性に優れていなければなりません。
床と水平方向に十分な耐力があれば、耐力壁との相乗効果でバランスよく地震の揺れを分散し、優れた耐震性を発揮できます。

 

■木造住宅の耐震等級とは

住宅の耐震性能を判断するための基準として、耐震等級が設けられています。
耐震等級とは、建物の強さを表す等級です。
等級は次の3段階で評価され、数字が大きい程、耐震性能が高いことを示します。

 

< 耐震等級1 >
「建築基準法」で定められた地震の揺れに耐えられる建物。
「地震の揺れに耐えられる建物」とは、数百年に一度程度の地震(震度6強から7程度)においても
倒壊・崩壊せず、なおかつ数十年に一度発生する地震(震度5程度)においても損傷しない建物のことを示します。

 

< 耐震等級2 >
耐震等級1の1.25倍の耐震性で、学校の校舎や避難所と同じレベルの耐震性がある建物

 

< 耐震等級3 >
耐震等級1の1.5倍の耐震性で、警察署や病院と同レベルの耐震性がある建物

 


 

最近では、サステナブルな社会の実現や、空き家対策の一環として、一度建てた住宅を適切にメンテナンスしながら、大切に長く住まうことを前提に家づくりが行われるようになってきました。
そのためにも、建物の耐震性や耐久性に直結する構造は大切な要素です。

地震に強く、耐久性にすぐれた家を建てたい方は、ぜひセイケンハウスにご相談ください。